2018年03月25日

三方よしから学ぶ 地域課題解決の仕組みづくりの報告

2018年2月17日(土)に塩尻市主催、えんのわ企画運営で
平成29年度のまちチャレセミナー第6回目となる
「三方よしから学ぶ 地域課題解決の仕組みづくり」を開催しました。

講師は、東近江市総務部まちづくり協働課の池戸洋臣さんです。

池戸洋臣さん

東近江市のまちづくりとして「近江商人の三方よし」の考えを取り入れて活動をされてることが説明されました。


具体的には、近江市のまちづくり協議会の特徴として、成果連動補助金改革型SIBの手法を活用されていることの説明を受けました。
この成果連動補助金改革型「ソーシャル・インパクト・ボンド」の詳細な説明はこちらの日本財団のURLを参照ください。
東近江市の例が記載されています。
http://www.soumu.go.jp/main_content/000471874.pdf

このSIBを簡単にいうと、市民が広くお金を出し合って、自分が支援したい団体の助成をするという内容で、東近江市の例では一人2万円*25口で50万を1年間支援します。
普通のふるさと納税との相違は、自分が支援したい団体にある意味直接おかねを渡して、さらにその活動しているところに直接意見もできるというところです。
自分が投資したのだから、周りから成功させようと色々協力をするといった感じです。
自分ばかりか、相手、そして地域も含めて良くなるという三方よしの考えがこの成果連動補助金改革型SIBの手法にいかされていることを、学びました。
会場


このSIBの手法を使用した上でのまちづくりの活性のヒントとして、講師の池戸洋臣さんは、数人ごとのグループディスカッション時、
「地方にはまだ気が付かないメリットがたくさんあり、それを見つけだすことが大事です」
と述べられていました。
会場2


参加者のみなさまからは、
・SIBの理解が深まった。
・塩尻市以外の活動が聞けてよかった。
・情報がきわめて豊富であった
などの感想をいただきました。

実際に行われている活動についての報告であったので、参加者みなさまごとに活動にどう反映できるのか考える2時間半のセミナーとなりました。

来年度のまちチャレセミナーについては、みなさまからの感想を踏まえて計画させていだきます。
これからも、よろしくおねがいします。


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Posted by えんのわ at 15:04│Comments(0)活動報告
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